令和4年9月13日(火)に、昨年に引続き本年もオンラインで総会ならびに学術集会を開催いたしました。
総会では、理事会提案の議案、令和3年度事業報告・収支決算案、令和4年度事業計画・収支予算案、新役員案が全て異議無く承認されました。
シンポジウムは3題、菅原大行氏(カゴメ㈱)「皮膚カロテノイドを測定することで野菜摂取レベルを非侵襲的に容易に推定する装置(ベジチェック®)の開発と実装」、高橋春弥氏(京都大学)「LC-MSによる食品機能の可視化」、新藤一敏氏(日本女子大学)「クロカワに含まれる抗酸化成分及びそれらの調理による変化」がご講演されました。視聴者は50名を超える盛況で、活発な討論も行われました。引続いてポスターセッションが、Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いて行われ、9題の発表がありました。発表時間内ではどの会場も常時10名近い参加者があり、活発な討論が行われました。予定時間を15分延長し、全てのスケジュールをトラブル無く終了いたしました。運営に携われましたスタッフの皆様に謝意を表したいと思います。
総会のご挨拶でも申し上げましたが、今年度事業として12月に開催される国際栄養学会議に学会独自シンポジウムを企画しております。ぜひ、ご参加いただきたくお願いいたします。会の運営としましては、支部の設立と評議員の選出を来年度総会までに実現する予定です。来年度は、事情が許せば対面での開催を計画しておりますので、お目にかかれる日を楽しみにしております。
令和4年9月
会長 田島 眞