会員へのお知らせ

令和3年9月吉日

会 員 各 位

日本食品分析学会
会長   田島 眞

「令和3年度総会ならびに学術集会」の開催を終えて

 秋冷の候となりましたが、会員の皆様には益々ご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。

 さて、先の9月8日に「令和3年度総会ならびに学術集会」を無事に開催することができました。今回は、コロナ禍での開催であり、オンライン開催とさせていただきました。本会では初めてのことであり、運営に不安がありましたが、事前の運営委託企業との打ち合わせを重ねた結果、通信障害も無く、無事に終了いたしました。学術集会の参加登録は50名(うち非会員7名)と対面での開催よりも増加し、遠方からも参加が容易なことも反映していると思われました。

 総会では、オンライン開催ということもあり、新規の事業計画のご提案も控えさせていただきました。今年度は、役員改選期でありますが、これも小幅の異動に留めさせていただきました。すでに、お送りしている議案の全てが承認されましたのでご報告いたします。

 続いて学術集会では、シンポジウム3課題とポスター発表7課題の発表がありました。

 シンポジウムは、「食科学研究を支える「ぶんせき」力の今」という課題の下で、工学院大学飯島陽子先生による「食品の質に関わる成分バラエティを考える:フレーバーオミクスによる展開」という演題で、食品のおいしさに着目したフレーバーオミクス手法について解説されました。大阪大学大学院の福崎英一郎先生からは、「メタボロミクスの食品機能解析への応用」というご講演が、録画配信されました。東京農業大学の中山勉先生からは、「食品成分による生体分子間相互作用」という演題で、紅茶ポリフェノールと生体脂質との相互作用を中心として解説をいただきました。

 ポスター発表はZoomのブレイクアウトルーム機能を使用して、7会場に分かれて発表と討論が行われました。どの会場も時間いっぱい活発な討論が行われました。

 対面での開催ならば、この後、交流会が行われるのですが、オンラインではそれもままならず歯がゆい思いでした。しかし、オンラインならではの良さも感じられ、オンライン開催に踏み切って成功だったと自負しております。お世話になりました関係者に謝意を表します。

 以上が、総会ならびに学術集会のご報告ですが、再任されました役員一同、初心に帰って鋭意尽力いたしますので、会員各位の引続きのご支援、ご協力をお願いする次第です。