会長挨拶

皆様へのお知らせ

 食品分析研究会は去る9月5日、東洋大学において平成26年度総会並びに学術集会・講演会を開催いたしました。その総会において、本研究会は平成27年4月1日を期して正式に「日本食品分析学会」に移行することに伴い、今後は会の名称を「日本食品分析学会」と呼称することが決議されました。さらに、この決議に際し、研究会から学会への移行プロセスを円滑に進めるために、現執行部を中心に「学会移行準備会」を組織して、来年4月からの正式発足に向けた準備活動を積極的に進めることになりました。もちろん、この準備会には今後、新たに加入される会員の方々にも多数ご参加頂けるものと期待しています。
 このように今回の総会では、来春の「日本食品分析学会」設立に向けた記念すべき第一歩が踏み出されたことに配慮し、総会に引き続き開催されました講演会も「学会設立記念講演会」と呼ばせて頂くことに致しました。
 現執行部としましては、これを機に新たに組織される「学会移行準備会」を中心に、「日本食品分析学会」の来年4月1日からの正式スタートを目指して、WEB上での学会誌発行事業を強力に推進すると共に、学会への円滑な移行に必須な各種業務に鋭意取り組む所存です。特に、会員数の飛躍的増加に向けて「会員勧誘活動」を積極的に推進し、同時に「会員サービスの充実」、「学術活動の積極的拡大」を図り、学術・研究活動の全国レベルでの広域化と活性化を実現したいと願っています。
 そのためにも、今後の私どもの活動に対し、会員の皆様方はもちろん、広く日本の「食」、「食品の品質(安全性とおいしさ)」、「食品分析」などに関心をお持ちの方々からのご指導、ご鞭撻、ご支援をこれまで以上に賜りますように、衷心よりお願い申し上げる次第です。



平成26年10月27日
食品分析研究会 会長 倉田忠男